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さぷりぶ店です! 「マンションの買い替え」を3つのケースでお送りするウェブ連載ストーリー

 
《第3話》「返せるんだからいいんだよね?」の巻
 
賢一
   
  国が政策的にマイホームの需要を増やそうとしたんです。単なる“買いやすさ”を強調することだけで…。  
   
裕也
でもそれじゃ6年目からの支払いはどうなったんですか?
賢一
だから“1.4倍”なんですよ。実は50年型のゆとり返済では6年目以降の支払額は約1.2倍程度だったんですから。
50年型ゆとり返済と75年型ゆとり返済
裕也
税金の優遇が終わって、ローンの支払額が増えて…、これじゃぁまるで“魔の6年目”じゃないですか!?
賢一
確かにそうだね。でもA山さんは10年経った今でもこうして普通に返済していらっしゃるんだから、間違いなく安定している方だと言えますよ。
A山
支払いのことはいいんですけど、肝心の買い替えの方はどうでしょうか?
賢一
そうですね、ちょっと遠回りをしてしまいました。A山さん、今回は“買い替えローン”を使いましょう!
A山
“買い替えローン”って何ですか?
賢一
ご自宅を売却した後に残るローンの残高の分と、新たに購入する物件の分とを一度に借りられるローンです。例えばA山さんが2000万円の物件を新たに購入される場合、売却後のローンの残高を600万円とすると併せて2600万円のローンを組むことができるんです。
A山
へぇ〜、そんなローンがあるんだ。でも2000万円の家でそんなに借りられるの?
賢一
   
  えぇ。以前は銀行も物件の評価に合わせて融資をしていたんですが、現在は融資を受けようとする“人”を主体に審査をしますので物件の価値以上の借り入れが可能なんですよ。  
   
   
  そうですね。A山さんならローンの審査もまず問題はないでしょうね。  
   
裕也
A山
前のローンも一緒に組めるなんて、車のローンみたいだね。そういえば去年車を買い替えた時にも、確か下取価格で返しきれなかった前の車のローンの分を上乗せして借り直したんだったよ。
賢一
えっ、A山さん車のローンってどれくらいあるんですか?
A山
どれくらいって、そうだなぁ…、300万円くらいかなぁ。
賢一
300万円ですか。それじゃぁ今はそれも返済中なんですね?
A山
えぇそうですよ。でも車のローンは家に関係ないでしょう?
賢一
いや、大いに関係するんです。先程私が言ったことを覚えていますか?今の住宅ローンは物件よりも人を主体に審査するということでしたが…。つまり、その人が現在借りている全てのローンが融資の審査に関わってくるんです。住宅金融公庫だって今は銀行と同様に住宅以外のローンについても審査の対象にしているんですよ。
裕也
A山さん、奥さんから支払関係の書類を見せていただいてもいいですか?
A山
まぁ買い替えローンに関係するんだったら別に構わないけど…。
賢一
それとA山さん、買い替えローンは購入する物件が重要なポイントになってくるんですが…。
A山
そうだ、どうせならタワーマンションがいいんだけどなぁ…。
  裕也
   
  店長〜、こりゃ提案のし応えがありそうですね〜。  
   

●次回、A山家の買い替え計画を実行に移します。