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さぷりぶ店です! 「マンションの買い替え」を3つのケースでお送りするウェブ連載ストーリー

 
《第5話》「金利は上がっても支払いは下がる?」の巻
 
  賢一
   
  A山さん、ローンの繰り上げ返済って分かりますか?  
   
A山
繰り上げ返済?なんとなく聞いたことはあるけどねぇ…。
賢一
これは、通常の返済のペースとは別に、ある程度まとまった金額をイレギュラー的に返済することで、返済期間を短縮したり返済額自体を少なくしたりすることができる、非常に効果的な返済方法なんです。今回の買い替えローンの返済では、A山さんに返済額軽減型の繰り上げ返済を最大限に活用していただきたいんです。
A山
いったい何をどうすればいいんでしょうか?
賢一
3年ごとに100万円を貯めていただきたいんです。
A山
つまり、3年ごとに100万円を繰り上げ返済しろということですか。
賢一
そうです。A山さんのお宅なら3年間で100万円の貯蓄をすることはむずかしくないと思いますよ。まして今回のローンでは支払額は今までよりも安くなるんですから。
A山
繰り上げ返済ってそんなにいいものなんですか?
賢一
ええ、それではこれを見てください。
買い替え後のローンの残高と売却予想価格の推移表
A山
なるほど、3年ごとに繰り上げ返済をするとローンの残高が直線ではなく階段のように減っていきますね。
賢一
あくまで予想ですが、将来の売却価格も入れてみました。これで見ると約10年目でローンの残高と売却価格が逆転しますよ。そして一番気になる金利と支払額については、現状のままでのものと買い替え後のものとをグラフで比較してみました。
現状と買い替え後の金利と住宅費の比較表
A山
ええっ、こんなに金利が高くなったとしても、1ケ月あたりの住宅費は今よりも安いんですか?
賢一
A山さん、これが繰り上げ返済の効果なんですよ。通常の返済とは別に3年に一度100万円を返済する。つまり、毎月27、778円相当の積立が続けられれば、『金利が上がっても支払額は上がらない』ようにすることは可能なんですよ。
A山
こんなことができるのか…。今まで全く考えたこともなかった…。
  裕也
   
  大変お待たせしました。カギの用意ができました。  
   
   
  杉山君、待ちくたびれたよ。  
   
賢一
裕也
A山さん、遅くなってどうもすみませんでした。
A山
いいんだよ、いいんだよ。それよりもご苦労さん。早速物件を見せてくれるかな。
裕也
はっ、はい。わかりました。
A山
よろしく頼むよ。物件が決まったら次はローンの手続きだよね。杉山さん、“あれ”でいくからね。

●次回、2件目のB川宅を訪問します。